フォニックスを勉強していくと基本のアルファベットの発音方法をまずは知りますよね。

その後に英語の基本的なルールがいくつか出てきてえっ!?どういうこと?と戸惑ってしまうかもしれませんよね。

今回はそんな英語の基本的なルールの中から破裂音の語尾省略のルールについてご消化していきますね。

基本的には最初はフォニックスのアルファベットを覚えて頂くだけでOKですのでその後になんでこうなるの?と思った時に知っても遅くないルールです。

 

 

破裂音の語尾を省略するルール

 

フォニックスの発音の破裂音としてP(ピー)のプッという音とK(ケー)のクッという音にT(ティー)のトゥッというこの三種類をフォニックスの発音で発音をしないで破裂させずに止めて発音するというルールになります。

 

もっと簡単なルールとしてストップT(ストップティー)というルールがありますのでまずはそちらを少しだけご紹介しますね。

 

 

簡単なルールのストップT

 

英語の基本的なルールとしてTが最後(語尾)に来る場合にはTのフォニックスでの発音を省略してストップして発音するというルールになります。

例えばGET(ゲット)という単語がありますよね。

この単語の場合日本語でカタカナで書くとゲットになりますが正しい発音では「ゲッ」という感じで発音します。

コレがストップTになります。

Tの発音の「トゥッ」を発音すると「ゲットゥッ」となりますがこの最後になるTは発音しないでとめますので「ゲッ」とという発音になります。

このストップさせて止めることで英語でのスムーズなリズムが作られます。

 

ストップTではフォニックスで言う発音で同じ下の動きになるD(ディー)も同様なルールでとめることになります。

こちらも単語として簡単な英単語を例にしてご紹介しますね。

例えばGOOD(グッド)という英単語の場合、最後(語尾)に破裂音で発音するDがきていますよね。

この場合はTと同様にDの発音はしません。

フォニックスの発音のまま発音してしまいますとGOOD(グゥードゥッ)となりますが、英語のリズムをスムーズにするために会話での発音の場合はDの発音はしないでGOOD(グッ)という発音となります。

単語だけで言う場合はあえてゆっくり伸ばす場合もありますがその場合でもGOOD(グッ~~~~)という感じで最後の破裂音になるDは発音しません。

基本的なルールとしてTDが最後(語尾)に来る場合にはとめる、ストップさせて切ってしまうという事を覚えて下さい。

自分が発音して話す場合このTDを発音したとしても相手には伝わるとは思いますが、英語をスムーズに話す人の場合はTDの音は発音しないでストップさせて止めて発音しますので自分自身でもストップさせた音を発生してストップさせる音を覚えると良いです。


そうしないと相手の発生した単語や英語の理解が出来なくなってしまう場合があります。

スムーズな会話とリズムを保つためにもまずは基本となりますストップTと呼ばれる英語での基本的なルールを覚えて下さいね。

最初はこのルールだけで覚えるというのでもKOです。

この先の破裂音のストップも同じ感覚なのですがここで一度ストップTを確実に覚えてから次に進んでも良いですね。

 

 

破裂音の語尾省略はストップTの複合版

 

ストップTでご紹介させて頂きましたTDのストップさせるというルールなのですが実はこのストップさせる音は他にもあるのです。

それを全て合わせたルールが破裂音の語尾省略となります。

T,Dの他に破裂音のP(ピー)のプッという発音とこのPの有声音のB(ビー)のブッという発音この2つもストップさせる音になります。

他にはK(ケー)のクッという音とKの有声音のG(ジー)のグッという音も同様に最後(語尾)になった時にストップさせて発音をしないというルールが今回覚えて頂く基本となります破裂音の語尾省略という英語の基本ルールになります。

分かってしまうと結構簡単なルールですよね。

 

簡単な表で確認

 

簡単な表を作りましたので参考にして基本的なルールを覚えて下さい。

 

 

アルファベット

名称

発音

単語例

発音ルール

T

ティー

トゥッ

GET

ゲッ

D

ディー

ドゥッ

GOOD

グッ

P

ピー

プッ

POP

ポッ

B

ビー

ブッ

 

 

K

ケー

クゥッ

BOOK

ブッ

G

ジー

グゥッ

BIG

ビッ

 

 

難しい単語などもご紹介

 

基本的には語尾に来る音が省略されるのですが英語の場合はリズムが大切になりますので単語でも切れる場所は切ってしまう。

省略できる所は省略してしまうというルールになっています。

具体的な例でご紹介させて頂きますと

COCKTAIL(カクテル)という単語がありますがこの単語の場合は真ん中にKがありますよね。

この場合最後はLですが真ん中のKが省略されて発音しないルールに当てはまります。

COCKTAILの場合はCOCKTAILという単語に分けることができます。

この2つの単語が一つになってCOCKTAILになっていると理解すると分かりやすいですね。

という事はCOCKKを発音しないでTAILにつなげると覚えて頂くとCOCKTAILKを発音しないルールが分かりやすいかと思います。

COCKTAIL(コックゥティル)では無くて(コゥッティル)になるのです。

クゥが途中で入ると言い難いという理由やリズムが悪いスムーズに流れないと覚えて頂いても良いですね。

止めて繋げて発音すると覚えるとよりネイティブの発音がしやすくなってカッコ良い英語の発音が出来るようになります。

更には相手の英語を聞き取る力も付きますのでこの基本的なルールを覚えて下さいね。

 

似たような英語で聞きなれている物ですとDOCTOR(ドクター)も同様ですね。

DOCTORに別れてDOCCの音を発音しないというルールを見つける事が出来ればよりネイティブな発音で発音する事が出来ます。

ドゥクッターでは無くてドゥッターですね。

相手の発音もCを発音しないのでネイティブな人にこれらの単語を発音してもらう事が出来るととても分かりやすいかと思います。

 

映画等で英語に慣れ親しんで話せるようにすると良いと英語を話す勉強方法でご紹介させて頂きましたがこの映画鑑賞にもってこいのあの食べ物もストップ音になりますね。

POPCORN(ポップコーン)もPOPCORNに分けることができますのでPOPPは発音しません。

という事で(ポップッコーン)では無くてポッコーンやパッコーンとなりますね。

 

2つの単語の両方にストップがかかる場合も勿論あります。

例えばROCKMUSIC等がそうですね。

ROCKMUSIC2つに分けることができますよね。

その両方にストップ音がありますのでKCは発音しないでロッミュウジッとなります。

ロックゥミュウジックゥでは無いですね。

英語のスペルを見た場合

 

他にはよく使う単語としてメールなど郵便を出すときなどには郵便番号が必要ですよね。

この郵便番号の英語、ZIPCODE(ジップコード)ですがこちらもZIPCODEに分けることができますのでZIPPを発音しないでジッコードになります。

ジップッコードよりもジッコードの方がネイティブな発音で聞いている人もカッコよく聞こえますよね。

このルールが分かると本当にネイティブの発音により近くなって発音する事が楽しくなりますよ。

簡単なルールですのでぜひ自分のものにして下さいね。

 

 

英文としての会話で確認

 

会話の流れでもこのルールは適用されますので簡単な例文としてもフレーズをご紹介しますね。

 

I don’t like popcorn.

(アイドントゥッライクゥポップゥコーン)では無くて

(アイドンッライッポッコーン)となります。

 

このルールが分かれば皮も当然スムーズになってカッコいい会話が可能になりますね。

では最後に語尾省略の基本的なルールに当てはまらない場合をご紹介していきますね。

 

語尾省略では無くてリエゾンする場合がある

 

破裂音の語尾省略が出来るルールに当てはまる場合は基本的には全て語尾は省略されると思って頂いて良いのですが1つだけ当てはまらないケースがあります。

と言っても省略ルールと同様に難しいルールではありませんので覚えて下さい。

省略できるルールに当てはまる場合でもその後に来る音が母音の場合は省略しないでリエゾンします。

続く音とくっついて発音すると思えて頂くと簡単ですね。

 

例えば先の例文フレーズを例にしますと

 

I don’t like

までは同じでその後に母音の発音が来る場合はリエゾンします。

 

I don’t like it.

という感じでit(イット)が来る場合はKの後の音が母音のイですのでリエゾンして(アイドンッライケッ)という感じになるのです。

ライッイットでは無いですね。

言い難いですので言いやすい方になると覚えると良いかもですね。

 

母音が続く場合のみリエゾンして他は全てストップして省略させると覚えて頂くと簡単でネイティブの発音をすぐにでも手に入れることができます。

英語にはこのような明確なルールがいくつか存在していますので一つずつ順番に覚えていきましょう。

そうする事でスムーズな英語が話せるようになりますよ。