サンマはとってもおいしいお魚ですよね。
旬の時期には必ず食べたくなる食材の一つでもあります。
そんな美味しいサンマはお漬物と一緒には食べてはいけなかったのです。
なぜ一緒に食べてはいけないのかを分かりやすくご紹介していきますね。
美味しいサンマは組み合わせ次第で危険になる
秋になるとサンマがおいしい季節となって食べたくなりますよね。
脂ののった秋刀魚を焼いて焼き魚にして食べるなんて最高ですよね。
私的にサンマはお魚の中でも1、2を争う最も好きなお魚の一つです。
そんなサンマは一緒に食べてしまう事で危険になってしまう場合があるのです。
一体何が危険なのか分かりますか?
実はサンマだけではなく良質なたんぱく質を含む食材を焼いた時に出来るアレが原因で危険になってしまう事もあるのです。
もちろん組み合わせによっては危険な食材となってしまう場合もあります。
まずはサンマに限らず加熱調理をする場合に注意しなければいけないことをご紹介していきますね。
加熱調理の際に気を付けて
サンマに限らず加熱調理をした時に加熱しすぎて焦げてしまう事ってありますよね。
この真っ黒になってしまったコゲが危険な成分となってしまう要因となります。
加熱調理をしても焦げない食材と焦げてしまう食材ってありますよね。
この違いこそがたんぱく質になります。
サンマに限らず良質なたんぱく質を含んでいる食材は加熱調理によってコゲを作ってしまう場合があります。
このコゲには「ヘテロサイクリックアミン」という成分が含まれています。
この成分をきいてピンと来た人はスゴイですよ。
ほとんどん人は何?ヘテロサイクリックアミンって…と思うはずです。
このヘテロサイクリックアミンとは所謂発がん性物質の一つになります。
コゲは身体に良くないから食べない方が良いなんて言われているのもこのコゲに含まれているヘテロサイクリックアミンを体内に取り込まないようにするためなんですよね。
多少のコゲぐらいでは問題は無いかとは思いますが焦げてしまった場合にはその焦げ部分を極力取り除くか食べない方が良いかもしれませんね。
サンマと一緒に食べない方が良い食材
サンマなどのお魚やお肉には二級アミンという成分が含まれている食材があります。
この二級アミンが危険な成分に変わってしまう場合があるのです。
例えばサンマとお漬物の組み合わせですよね。
お漬物はご飯のお供に最適で好きな人はどんな場合でも食卓に並んでいるなんて言う人も多いのではないでしょうか?
しかしこのお漬物も場合によっては危険な食材に変わってしまうケースがあるのです。
お漬物によっては亜硝酸が含まれているお漬物があります。
スーパーなどで購入したお漬物にはこの亜硝酸は見た目を良くするためなどで含まれている場合が多いです。
亜硝酸を含んだお漬物と二級アミンを含んだサンマの組み合わせが良くないのです。
この二つの成分が体内で混ざることで化学反応を起こし「ニトロソアミン」という成分が出来てしまいます。
このニトロソアミンという成分もあまり聞きなれない成文化と思います。
先にお話をさせて頂きました焦げに含まれているヘテロサイクリックアミン同様に発がん性物質の一つになります。
ニトロソアミンは強い発がん性物質とされていますので極力体内には取り込まない方が良いかと思います。
しかし、気を付けていたとしても二級アミンを含んだ食材と加工食品に多く含まれている亜硝酸を一緒に食べてしまう事ってありますよね。
万が一食べたとしてもすぐにがんになるという事ではありませんが出来る事なら避けたいですよね。
この二級アミンと亜硝酸の化学反応を妨げてくれる成分も実はあるのです。
ということはこの化学反応を妨げてくれる成分を含んだ食材を一緒に食べることでニトロソアミンの生成を抑えてくれるということですね。
是非とも一緒に食べたいですよね。
発がん性物質の生成を防ぐ成分とは
先のコゲに含まれている成分は既にコゲが出来た時に焦げに含まれていますので摂取をしないように心掛ける必要があるのですが、ニトロソアミンの場合は二級アミンと亜硝酸の化学反応によって生成される為この二つの化学反応を抑制できればニトロソアミンを摂取しないで済む可能性がありますよね。
この化学反応を抑制する成分とは皆さんも良くご存知のビタミンCになります。
ビタミンCは現在では多くの食材や食品に含まれていますよね。
一緒に摂取する事でニトロソアミンの生成を抑えてくれますのでぜひ一緒に食べたいですね。
しかし、ビタミンといっても沢山ありますよね。
その中でもおすすめで知らず知らずのうちにサンマと一緒に食べている食材があります。
サンマを食べる時に一緒に食べたい食材
サンマを食べる時に皆さんは一緒に何を食べますか?
サンマと言えば「大根おろし」でしょ。
という人も多いのではないでしょうか?
実はこの大根おろしはとても優秀な食材なのです。
大根おろしにもビタミンCは含まれていますのでニトロソアミンの生成を抑制してくれるのです。
理にかなった食べ方だったんですよね。
他にもレモンをかけて食べるなんて言う人もいるかと思います。
レモンにもビタミンCが含まれていますので組み合わせとしてはとても良い組み合わせになりますよね。
レモンはサンマの他にもから揚げなどにもかける人はいますよね。
お店などで出される唐揚げの場合レモンが添えてある場合も多いですよね。
コレも発がん性物質になる成分を抑制する働きがあったのです。
但し大勢で一皿を分け合って食べる場合レモンなどをかける際にはひと声かけて食べるか自分の分をお皿によけて自分の食べる分だけにかけるなどの配慮が必要かなとは思います。
その際にレモンをかけると発がん性物質の生成を抑制してくれる場合があるから嫌いじゃなければかけて食べた方が身体の為にもなるよ。
なんてひと声かけてあげると良いかもですね。
強制はできませんがこんな効果があるんだよと嫌味にならない程度でさらっといえると良いですね。
世の中には何でこれにはこの食材がいつも付いているのかな?
お店で買うといつもこれ付いているよなと思う食材には実は意外な効果があるものも多いのです。
こんな事を気にしてみると意外と面白いかもしれませんね。
話しのタネにもなるかもです。
他にもお漬物とサンマを一緒に食べない方が良い理由がある
私的に最も危険だなと思われるのは発がん性物質なのですが他にも一緒には食べない方が良いかなと思う事があります。
どちらの食材も塩分が比較的高い食材ですよね。
ということは当然塩分の取りすぎになってしまう危険があるという事です。
塩分の取りすぎは味覚障害や糖尿病になるリスクが高くなるとも言われています。
当然健康にはあまり良く無いですよね。
かといって塩分を全くとらない事はそれはそれでかなり危険な状態となってしまいます。
何事も適度が良いのです。
適量を守れば健康的で身体にとっても良い効果がある物でも過剰に摂取してしまう事で毒となって体に悪影響を及ぼしてしまう危険もあるのです。
昔から言いますよね。
ひとつの物ばかりを過剰に摂取しないで好き嫌いせずに全ての食材をまんべんなく食べることが良いと。
やっぱり昔から言われていたことには理由があったんですね。
色々な種類の食材をバランスよく食べて一緒に食べることで相乗効果のある組み合わせが理想的です。
単体ではとても良い食材でも食べ合わせによってさらに良くも悪くもなってしまいます。
それぞれの特徴を理解して安心安全な食生活をおくれると良いですよね。